2024/4/25にアクセスサッポロでパッシブシステム研究会主宰のセミナーに参加しました。

最初の講演は札幌市立大学の斉藤雅也教授が「住みこなしを引き出す　室内環境の新たな展開」というテーマでお話が進みました。

衰退していた円山動物園を集客できる施設にするミッションを受けた斉藤教授は動物たちの各ブースの環境に注目し温度管理から見直しを図り、動物たちが活発に行動するまで元気を取り戻し現在の見ごたえのある施設に出来たという事例は体感温度とストレスの密接性の勉強になりました。

また、夏場などエアコンと高所室内窓の開放による自然の流れに似た空気移動が心地良さを高めるというお話も大変興味深いお話を聞けました。

続いてTAO建築設計の川村代表より「居心地のデザイン手法」というテーマでとても素敵な事例を紹介されていました。デザインは少しの気遣いでグンと良くなるということを学ばせて頂きました。

今後も技術と品質の向上に向けて勉強していきたいと思います。